お部屋の印象は照明で変わる

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2022.02.01

インダストリアルな雰囲気のランプシェードみなさんはインテリアを考えるとき、真っ先に何を思い浮かべますか?

ソファやダイニングテーブルなどの家具でしょうか。

またはラグやカーテンなどのファブリックでしょうか。

 

家具やファブリックにこだわったはずなのに、いまひとつ理想通りの空間にならない…

なんて経験はありませんか。

 

実は『照明』がお部屋の印象を大きく左右します。

 

今回は、照明器具によってお部屋の印象がどのように変わるのか事例とともにご紹介したいと思います。

(『照明の色』の違いついての記事はこちらをチェック!!)


◆シーリングライト

 

シーリング (2)

「シーリングライト」とは、天井に直付けするタイプの照明器具で、お部屋全体を明るく均一に照らすことができます。

 

調光調色機能付きの機種も多く、リモコンひとつで操作できお手軽で便利なところが魅力。

ベーシックな照明計画であり、照明に特にこだわりがない場合はとりあえずこのパターンが採用されやすいです。

陰影がなく全体的にすっきりとした印象になるため、オフィスのような雰囲気ですっきりと作業性重視の空間には適していますが、カフェのようなほっこりした雰囲気やホテルのような落ち着いた雰囲気を演出したい場合には不向きです。


◆ダウンライト

 

DLのみ (1)

「ダウンライト」とは、天井埋込みで取り付けるタイプの照明器具です。

主照明というよりも、補助的な照明として用いられることが多いです。

 

天井埋込み型なので、シーリング照明のように天井から出っ張ることなくフラットに納まるため、天井をすっきりとした印象にすることができます。照らしたい場所とそうでない場所でメリハリをつけた配灯計画をすることで、空間に陰影をもたらしお部屋をオシャレな雰囲気に演出可能です。

 

ただし、ダウンライトは新築時やリノベーション時に決めた位置から移動ができないため注意が必要です。


◆シーリングライト+ダウンライト

 

シーリング+DL (1)

主照明としてシーリングライト、補助照明としてダウンライトを採用したパターンです。

シーリングライトのみだとやや単調な印象でしたが、コーナーまで明るくなり奥行き感が生まれます。

 

また、ダウンライトのみのときと比べ、シーンによって使いわけたりと利便性がアップします。


◆ペンダントライト

 

ペンダントライト (1)

「ペンダントライト」とは、天井から吊り下げるタイプの照明器具です。

 

シーリングライトやダウンライトとは異なり、照明器具自体のデザインに主張がありインテリアとして演出効果の高いアイテムとなります。

 

照らす範囲が狭いため、補助照明(ダウンライトやフロアランプ等)と組み合わせて使うことがおすすめです。

陰影のメリハリがつけられるため奥行きを感じられ、空間をオシャレに演出しやすいです。

 

天井から吊り下げるタイプなので、動線上に配置してしまうとうっかり頭をぶつけたりする恐れもあるためテーブルの上部などに計画するのが好ましいです。

 


いかがでしたか?

 

シーリングライトやペンダントライトであれば簡単に交換が可能なので、

お部屋の雰囲気を変えたいときは是非『照明』をこだわってみると良いかもしれません。