暑さが厳しい日が続きますが皆様いかがお過ごしですか？こどもの頃、お盆が明けて少しずつ夏の終わりを実感する8月のこの時期は楽しかった夏休みを思い返してセンチメンタルな気分になっていた気がします。

この夏素敵な思い出はできましたか？

今回ご紹介する自宅で楽しめるインテリア小物は、夏の風物詩ともいえる風鈴です。

涼やかな音色で夏の暑さに涼を感じさせてくれる美しい風鈴ですが、昔は風鈴の音が聞こえる範囲は聖域となり、災厄を運ぶ風から守ってくれると考えられて、お寺の軒の四隅に吊るされていたのだとか…。そして平安時代に貴族が魔除けとして風鈴を軒先に吊るすようになり、この頃から「風鈴」と呼ばれるようになったそうです。

小江戸と呼ばれる埼玉県の川越にある氷川神社では江戸風鈴が約1,500個も飾られる風鈴まつりが開催されています。

色とりどりのガラスで作られた江戸風鈴が夏の神社に風と共に涼やかな音色を運んでくれます。こちらに飾られている風鈴はすべて職人さんの手作業で作られたもので、一つ一つ色味や形が異なるのも魅力的ですね。

風鈴には願い事が書かれた短冊がたくさん吊るされていました。
皆さんの願いが叶いますように。

川越氷川神社の縁結び風鈴は初穂料を納めることで持ち帰ることもできます。お盆帰省のお土産として実家と自宅用に3つ持ち帰りました。

風鈴は好きだけど、風鈴の音がご近所迷惑になってしまうのではないかと心配な方には、マンション用の音の小さな風鈴や、室内で楽しめる風鈴スタンドなどの商品もネットで販売されています。季節の風物詩を暮らしの中に取り入れて日本ならではの四季を楽しみませんか？

9月3日まで風鈴祭りが開催されていますので興味のある方は是非足を運んでみてくださいね。

縁結びの神様　川越氷川神社：安産、お宮参り、戌の日 (kawagoehikawa.jp)