ポルトガルの器
Category:雑談
2022.09.01
こんにちは。夏も終わり秋の訪れを感じます。
秋といえばやはり食欲の秋。そして芸術の秋。
今回は食卓を見た目にも美しく楽しませてくれてかつお料理をより美味しく感じさせてくれる器についてご紹介したいと思います。
みなさんはお気に入りの器はありますか?
筆者は、ポルトガルのBORDALLO PINHEIRO(ボルダロ・ピニェイロ)というブランドの『RUA NOVA(ルア・ノヴァ)』最近お気に入りで食卓に登場することが多いです。
◆フルーツプレート(φ22.0×h2.5cm)/カラー:アンティークホワイト
◆ディナープレート(φ28.0×h2.5cm)/カラー:アンティークホワイト
『ボルダロ ピニェイロ』は、19世紀のポルトガル文化に多大な影響を与えた芸術家ラファエル ボルダロ ピニェイロによって1884年に開かれた窯元で、ポルトガルの代表的な陶器ブランドです。
ポルトガル伝統の装飾タイル アズレージョにインスパイアされたルア・ノヴァは、伝統と現代性を兼ね備えています。ドイツデザインアワード2017にノミネートされたコレクションでもあります。
厚みもありしっかりとした作りですので普段使いに最適です。
また価格もお手頃なので揃えやすいのが嬉しいです。
Φ28.0cmのディナープレートにはパスタを盛りつけることが多いです。
以前の記事(https://www.ohkurayaliving.co.jp/blog/id/4994/)でご紹介したナハトマンボサノバのクリアプレートの重ね使いでより華やかなコーディネートを楽しんでいます。
また、朝食のワンプレートととしても活躍しています。
エッグベネディクトを用意してみましたが、アンティークホワイト色の絶妙な色味がポーチドエッグの白さとお野菜の彩りの鮮やかさを引き立ててくれます。
単調な印象になりやすい白い器ですが、このルア・ノヴァのディナープレートはリムのデザインが美しくどんなお料理を盛り付けても「さま」になるので気に入っています。
Φ22.0cmのフルーツプレートはパン皿としてちょうどうよいサイズ感です。
ほかにもサラダやスイーツを盛りつけるのにもちょうどよくとても使い勝手が良いです。
意外と和菓子を盛りつけても合います。
ディナープレートと異なり中央部分にも模様が描かれておりますので、
より余白を楽しめるデザインとなっております。
いかがでしたか?
ホワイトの選び方や余白の大事さはインテリアでも同様です。
『白は何でも合う』と思いがちですが、同じホワイトでも温かみのあるアイボリー系の色味やクールな印象のグレー系の色味など種類がたくさんあります。
パーソナルカラー診断でよく耳にする『イエベ』『ブルべ』がわかりやすいと思いますが、インテリアコーディネートにおいても温かみのあるイエローベース、クールで涼しげなブルーベースのいずれかでテーマを決め統一して空間を構成すると、ちぐはく感がなくなり劇的に垢抜けた印象とすることができます。
また、観葉植物や絵画などの空間演出のためのオブジェクトを飾る場合は、余白を設けることでより引き立ちます。
インテリアコーディネートが難しいと感じる場合は、まずは手軽にはじめられるテーブルコーディネートにこだわってみるとセンスが磨かれてよいかもしれません。
食欲の秋、芸術の秋を楽しみましょう。